珪藻土壁材の性能は「成分表」だけでは比較できない
2017/10/30
人気の珪藻土壁ですが、実は珪藻土塗り壁材には性能や安全性に差があるのも事実です。せっかく珪藻土の壁のお部屋にするのだから安全で機能性の高いものを選びたいですよね。ここでは成分表についてご紹介します。
珪藻土壁材は成分表だけでは壁材の良しあしはわかりづらい
一口に珪藻土壁材と言っても各メーカー色々な種類のものを発売されています。どれがいいのか判断するのに成分表を見るのが早いのですが実は成分表だけでは見えてこない部分もあるのです。
成分表について、珪藻土の含有量だけで珪藻土壁の性能が決まるというわけではありません。珪藻土の含有量が高いからと言って安易に飛びつくのは危険です。
また、成分表の表記方法ですが、珪藻土の含有量を「重量比」ではなく、「体積比」で表示しているメーカーも存在し、簡単には比較しづらいのが現状です。
そして、これはあってはならないことですが、珪藻土の含有量はおろか使用成分を偽っているメーカーも存在するのも事実。特に固化材と呼ばれるつなぎ材に化学物質を含んでいると珪藻土の穴をつなぎ材が埋めてしまい、珪藻土壁の本来の役割を果たさないという弊害も起こります。
珪藻土壁にするなら珪藻土壁に強い会社にお願いするようにしましょう
このように、素人にはわかりづらい表記や表示方法をとっているメーカーもありますので珪藻土壁にするなら珪藻土に強い施工会社にいったん相談して気になることは相談してみるのがおすすめです。