漆喰外壁の特徴は?漆喰壁のメリットとデメリット
2017/10/31
外壁を漆喰・塗り壁にしたい場合に知っておきたい漆喰の特徴、メリットデメリットをご紹介します。上手にメンテナンスすれば100年もつと言われる漆喰壁。見た目も良く耐久性もある漆喰壁についてご紹介します。
漆喰壁の特徴
漆喰は昔から城郭や蔵、民家の壁に使用されてきた塗り壁材のことで、主に水酸化カルシウムや炭酸カルシウムが成分となっています。
漆喰には二酸化炭素や化学物質を吸着する性質を持っていて、二酸化炭素を吸収することでだんだんと漆喰が固くなって行きます。この性質から漆喰の強度が増し、耐久年数が100年とも言われるのです。
漆喰壁のメリット
・デザイン性が高く、和風から洋風までさまざまなデザインが可能。
・ホルムアルデヒドなどの化学物質や二酸化炭素を吸着する。
・菌の繁殖を防ぐため防カビ効果がある。
・耐久性・耐火性に優れている。
漆喰はカタログから選ぶのではなく、左官職人の手で仕上げていくため、お好みのデザインに仕上げることができます。色もさまざま。白い壁からクリーム色の壁、ヨーロッパのお家のような可愛い色の壁まで好みの色にすることが出来ます。
また、静電気を吸収しない性質があるので、ホコリが付きにくく、汚れにくいのも特徴です。
漆喰壁のデメリット
・職人の手作業で施工することと、乾燥に時間を要する為に工期が長くなり施工費が高くなる。
・水をはじかないため防水性が低い
・キズが付きやすい
・施工できる左官が少なくなっている。
漆喰壁のメリットである職人の手作業という部分がデメリットに働くこともあります。それは主に工期と費用、そして高い技術を持った職人が少なくなってきていることです。→施工技術が自慢の左官業者はコチラ
漆喰壁のメンテナンス方法 汚れは水洗いと消しゴムで!
漆喰壁の軽い汚れなら水洗いか、消しゴムで軽くこすってあげると落ちます。
落ちにくい汚れやカビが生えてしまったら塩素系漂白剤を水で薄めて布で拭き取るといいですよ。注意点は漆喰はアルカリ性の素材なので酸性の洗剤は絶対に使用しないこと。
まとめ
いかがでしたか?漆喰は施工費用は少し割高ですが、上手にメンテナンスすればずっと綺麗にお家の外壁として付き合っていける素材。生活環境にも優しい素材で思い通りのニュアンスの壁に仕上げられます。
施工には技術力が高く信頼のおける業者に頼むことをおすすめします。→施工技術が自慢の左官業者はコチラ